長野の工房 工房野良

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季節の便り

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あけましておめでとうございます。
もう、気がつくと2月、、、。なんと忙しいときを過ごしてきたのだろう。
12月はインドで仕事の打ち合わせ、お正月3日家にいて、あとはずっと展示会など。
つれあいもいない時もあったので、家に帰ったら水道がでない!もちろん、電熱をまいて暖めている。今年は雪が少ない割に温度がとても低かった。留守の間、犬、猫、にわとりにえさをあげたり、遊んでくれるスタッフなどがいるので仕事が続けられること。感謝!。
 この寒さでにわとりはブロイラーになってしまっているのではないかと思いきや、なんと元気なことキャベツなどあげたら勢いよく食べている。母屋の水道がでないのだが、出るところに水を汲みに行ったり、食器を洗ったり、厳冬の中のキャンプ生活。山の中の暮らしは15年以上たったので、すっかり慣れている。
 今回インドへ100KG以上の糸を持って行った。長野の工房で染めた糸を、織りにかけながら細かく指示したので、かなりハードだった。9時から7時まで、ビッチリだ。ただ、作ってもらった3食、カレーのなんとおいしいこと。感激!
 一日早く終わったので、皆で、プーリーに行った。インドのスタッフは皆、ヒンドゥ教徒。プーリーでつれあいは一緒に沐浴した。寄せてくる波に向かって、立ってお祈りしては波がきたら、「ダウン」の掛け声とともに、もぐる。また、立ってお祈りする。また、もぐる。
 今年、一年の願いがかなえられますように。

(2011年2月更新)

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2年ぶりに「やしゃぶし」を能登に拾いに行った。以前より色があまりよくでなかったのもあって、取りに行ってなかった。長野にも木(榛の木)はあるが、背が高すぎたり、2~3本しか生えていなくて、大量に集めるのは不可能だ。それが、能登に防風林として、木を植えているところがあるときいて、13年ぐらい前から、毎年拾いにいっていた。
 最初のころは紫に、次は濃い茶に染まったが、最近はあまり、はっきりした色はでなくなった。さて、今年はどんな色がでるのか楽しみ!
いつも二人で朝5時くらいにでて、夜11時くらいまでかかっていた。片道4時間、日帰りで行くとそんな日程になる。今年はラクラク、4人ででかけた。
私はニワトリ部隊!がけの斜面をニワトリが脚でミミズをさがすように、手で葉のたくさん落ちている中を、やしゃぶしを見つける。久しぶりに木の間に分け入って、採り始めたが、野ばらのとげ、くもの巣、たくさんあって、服にもひっかかりながら、傾斜地なので、常に木にもたれたり、つかまったりして、片手でさがす。昔は平気でヤブに入っていたが、年のせい(?)、なぜか今年は大変さを感じた。ところが、ラッキーにも誰かが大きな木を切っておいてくれた。やしゃぶしもたくさんついている。らくらく!とって集めた。
それから、木もすこし切らせてもらって、楽にとった。いつものように大きな袋に2袋はあった。大収穫!!。
終わって、すぐ海に行った。夕日が沈むのに間に合った。雲そして陽の光がすばらしい模様をえがき、疲れも吹き飛ぶ夕日の景色だった!。

(2010年11月更新)


稲刈りが終わって、ハゼ干しの稲を脱穀をする季節になりました。
今、市販のお米は天日に干さないで機械乾燥をしているが、天日に干したくて自分でお米を作っている。天日に干すには我が家ではまず、木でハゼを組んでそこに干す。ところが、この干し方が、場所によって違うのでおもしろい。東北でみかけた干し方は、中心に棒をたてて、円形状に稲をさして干す。ネパールもそれに近かったが、雨が降らないせいか、土手にただ稲をおいて干しているものもあった。インドもハゼは作ってはいなかった。
脱穀の仕方がおもしろい。中心の棒に牛をひもでつないで下に稲をしいて、牛がゆっくり歩いて踏んで脱穀する。場所によってこんなに違うのかと面白く眺めていた。
 もう10月。あと2ヶ月間(冬の間は凍るのでお休み)でどれだけ染めれるか、焦りを感じる頃だ。今回は茶綿を藍染めにたくさん染めるのが楽しみ。本物(?)の茶綿の布が欲しくて、結局、自分たちで糸から手配して織ってもらった。日本でも茶綿を栽培して織っているところがあるが、とても価格的に高く、手が出ない。なんとか、本物の茶綿でということで出来上がったので、これを藍染めに染める。柿渋染めも季節的にひと段落したので、この2ヶ月は藍染めに集中。草木染め、すみ染めも来年の服を想定して、染めなくては。

(2010年10月更新)

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稲刈りが終わって、ハゼ干しの稲を脱穀をする季節になりました。
今、市販のお米は天日に干さないで機械乾燥をしているが、天日に干したくて自分でお米を作っている。天日に干すには我が家ではまず、木でハゼを組んでそこに干す。ところが、この干し方が、場所によって違うのでおもしろい。東北でみかけた干し方は、中心に棒をたてて、円形状に稲をさして干す。ネパールもそれに近かったが、雨が降らないせいか、土手にただ稲をおいて干しているものもあった。インドもハゼは作ってはいなかった。
脱穀の仕方がおもしろい。中心の棒に牛をひもでつないで下に稲をしいて、牛がゆっくり歩いて踏んで脱穀する。場所によってこんなに違うのかと面白く眺めていた。
 もう10月。あと2ヶ月間(冬の間は凍るのでお休み)でどれだけ染めれるか、焦りを感じる頃だ。今回は茶綿を藍染めにたくさん染めるのが楽しみ。本物(?)の茶綿の布が欲しくて、結局、自分たちで糸から手配して織ってもらった。日本でも茶綿を栽培して織っているところがあるが、とても価格的に高く、手が出ない。なんとか、本物の茶綿でということで出来上がったので、これを藍染めに染める。柿渋染めも季節的にひと段落したので、この2ヶ月は藍染めに集中。草木染め、すみ染めも来年の服を想定して、染めなくては。

(2010年10月更新)

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