長野の工房 工房野良

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季節の便り

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 今年の夏は暑かった!仕事で東京に行く度にこの暑さにまいってしまった。長野、山梨は夜が涼しく、眠れることのありがたさを感じた。
 日帰りで総勢5人スタッフと初めて佐渡へ行った。以前から夏の佐渡は好きで、一人でも出かけたが、久しぶりの佐渡だ。
 なんという暑さ!おひさまはギラギラ!海が近いので暑さは尋常ではない。でも、この暑さは気持ちよい。汗をたくさん流して、きれいな海で泳いだ。一年に一回ぐらい、この暑さと太陽をあびるのも必要に感じた。なぜか、人間を取り戻したような気がした。
 直江津発7時のフェリーで出かけて、9時半に着いて、ビール飲んで食べて、コンサート聞いて(アースセレブレーション)泳いで、温泉に入って、5時半発のフェリーで戻った。盛りだくさんのスケジュールだったが、来年はゆっくり行きた〜い!と思った。どうか、行けますように、、。

(2012年9月更新)

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梅雨に入って草も勢いよく大きくなる季節になり、山のたけのこもスクスクのびて2〜3本ボキッと折って、夕食のおかずにしています。5月上旬発売の家庭画報に「工房野良」の服を掲載していただいた。遠州木綿を使った夏の衣を5点販売している。
 木綿はなかなか気に入るものがなかったが、この浜松の綿に出会い、お洗濯も楽にできる布は夏にピッタリです。さすがにプロが着ると野良の服もよく見えるねエー
まけじと野良のスタッフ2人、自分でデザインしてそして縫って写真取り!
どうだい!負けないネエー

ちなみにこの服を購入希望の方は
①カタログを送ってもらう。
  tel 0120-919-756
②インターネット
  「家庭画報ショッピングサロン」検索

よろしくお願いします。

(2012年6月更新)

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今朝はふくろうの声で眼がさめた。久しぶりの長野の我が家でゆっくり仕事をした。
 私の暮らしている山は今は新緑、そしてリンゴの花、菜の花、桃の花がいっせいに咲いて、とても美しい季節です。今日、山菜を買ってきました。なかなか山に入ってとりにいく時間はないが、村の中でたくさん売ってるのでうれしい。
家のそばのミョウガ畑の草取りをしようとしたら、まだミョウガが出ていなくて、ふきが「たべごろ」でいっぱいあった。私の「たべごろ」というのは皮をむかなくて、そのまま煮ても柔らかくできる太さなのです。きゃらぶきにしたら、春の味でした。
 毎年、毎年同じサイクルで季節がめぐってきて、冬が終わり、春になる。このあたり前さがとてもうれしいのです。「糸染め職人」のスタッフが糸を染めてくれている。げんのしょうこ、すおう、丁字、まるでこの山の色と同じだ。春らんまん!

(2012年5月更新)

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 今年は屋根の雪下ろしは一回もせずにすんだのですが、その分恐ろしく寒かった。ここ長野で暮らし始めて18年になりますが、最も寒かった年だと思います。
 昨年同様、水道が凍って出なくなり、しばらくは、染めようの大きな鍋を持ち出し、くみ水で炊事をやっていた。やってる時は特に不便とも思わなかった。「キャンプ生活、こうやってもできる」なんて。3月になってすこし、暖かくなって、蛇口をひねったら、「水がでた!」やったーうれしかった。水が出ることのありがたさを感じた。今も、蛇口をひねるたびに感じる。いつも、水、空気にお祈りして、感謝しているインド人の姿が思い出された。
 冬の間も寒い中、ボタン作りを手伝ってくれている隣村のおばあちゃん夫婦。ボタンを削るのに、木を柔らかくするために材料を煮ている。もちろん、薪だ。その道具も手作りのものだ。
 田舎の人は昔から自給自足の暮らしをしていたからか、色々な知恵がある。
 いかに効率よく仕事するか、体の負担を少なくするかという知恵を身につけている。
 もの作りをする人間にとってはとても勉強になり、つくづくなるべく便利な暮らしをしないほうが、生み出すことができるのだということを学んだ。


(2012年3月更新)

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