季節の便り
(2016年6月更新)
(2016年5月更新)
(2016年2月更新)
すすきの穂が紅くなり、すっかり秋になってしまいました。米を作っていた時は9月15日ぐらい
過ぎると秋の長雨が降り出すので、その前に稲刈りをしようと覚えていたのだが、このところそれもずいぶん崩れて、暑さ、長雨、、、。自然が大変そうになっているようだ。
先月連れ合いが怪我をして久しぶりに住んでいる山の中を届け物に何軒か回った。ほとんど住んでいる人もいない山の中を回って、この村にきた時にこの道沿いでいろいろなものを採って草木染めしたことを思い出した。この場所の栗は山栗でないので、大きなイガがたくさん落ちていた。この場所は赤麻(あかそ)が群生していた。谷から生えている大きなクルミの木はおおきなナタのようなもので枝を落として染めた。8月の青い実はいまはとれないがきれいなこげ茶がでた。あとは枝をチップ状態にして染めると、紫色もでる。リスと競争で取り合った。
このあたりではめずらしく手入れが行き届いたスギ木立ちの中に入って何か採ったのだが思い出せない。今はなかなか山の中に入らないが改め山の恵みはすごいと感じた。村の薬草作りのおじさんに頼んでおいたげんのしょうこも出来上がった。山の中に暮らしていることにうれしくなり、感謝のできた1日だった。
(2016年2月更新)