糸や布の「チカラ」を生かした染めをしています。
薪を作る、山から採取した材料を工房で「気持ちよい」かどうかをものさしに納得いくまで、何回も重ねて染めています。
その布を着心地よく、楽しい服に作ることを心がけています。
草木染めは、薪をつかって、
材料を煮出します。
毎日、4個の大きな窯を煮るので、
大量の薪が必要になります。
年間20〜30トン燃やします。
げんのしょうこ、クルミ、栗、いちいなどの木のチップ、マリーゴールド、野ぶどう、くりいが、山から採取したものを2〜3日かけて、重ね染めします。納得がいくまで、何度も重ね染めをします。布の種類、採取した時期、場所によって、色は違って染まります。
京都、山城地方の柿渋を使っています。
8〜10倍に薄めた液を20〜30回重ねて染めます。
徳島のすくも100パーセントを「発酵だて」しています。
ニカワを除いた墨汁で染めます。絹、綿、麻すべてよく染まります。浸し染やハケ染をしています。
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